1793年にフランス共和国により設立されたルーヴル美術館は、 アシュモリアン美術館(1683年)や、
ドレスデン美術館(1744年)、 そしてバチカン美術館(1784年)と並んで、 ヨーロッパで最も古い美術館の1つに数えられる。
年間300万人の入場者があるらしい。
U字型の建物となっており、かなり広い。
すべてを見て歩こうとすると、24キロほど歩かなくてはならないのだそうだ。
ミロのヴィーナスは、入ってすぐ。
厳重な警備かと思いきや、部屋の中央にテープがかけられるのみで展示してあった。
近くで見るとそうではないのだが、遠く10mほど離れてみると素晴らしい8頭身に見える。
胸の部分を隠してみると、まるで男性のように見えることから、「美とは性別を超えたもの」を意味するという。
そして、モナリザのある展示室はぎゅうぎゅうの人だかり。
ここが美術館内でスリの横行している場所だなんて聞けば驚きである。
モナリザに気を取られているうちにスリにあってしまうのだそう。
だが、モナリザは想像していたより小さめの絵だった。
それでも、何か惹きつけられるものがあるのだ。
強い力で引っ張られているかのよう。
この目で見られたことがとてもうれしかった。
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